バイトテロが起きる理由と今後の対策

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バイトテロはなぜ起きる

バイトテロは、アルバイト店員が勤務中や職場で、悪ふざけをしている写真をSNS上に投稿したり、お客さんの情報をつぶやいたり、ネット上で拡散され批判を受けて炎上する自体となる行為、事件のことです。顧客情報などを流出させたり、お店のモラルや衛生上の問題など、企業に多大なダメージを与えます。大幅なイメージダウンによる客離れや、衛生面での設備の清掃、洗浄、交換、改装などをして信用回復に努める必要に迫られます。臨時休業し、改修を行った場合であっても、一旦ダウンしたイメージが回復することはなく閉店廃業に追い込まれるケースもあります。

バイトテロの起こる理由は、若者世代のネットリテラシーの低さだと言われています。生まれた頃からパソコンや携帯電話など、当たり前のようにネット環境が身近にあり、簡単にアクセスできる状況が整っていました。SNSへの投稿へも抵抗がなく、「不特定多数に見られている」という意識も低く、危機感もありません。当たり前にあったからこそ、ネットの仕組みを理解しているわけでも、怖さを知っているわけでもないため、ITリテラシーが低く、危険を感じ取ることができないのです。

バイトテロ

「バイトテロ」の防ぎ方

バイトテロを防ぐには、スタッフがネットリテラシーを持つ必要がありますが、身に着けるまでの余裕はありません。そこで対策としては、アルバイト採用のタイミングで、バイトテロを起こした場合の損害賠償を約束させる誓約書を書かせるというのもひとつの方法です。清掃や消毒、洗浄、改装にかかる費用について、当事者が支払うことを具体的に明文化しておきます。

また、ネットリテラシーの教育も必要です。悪ふざけの写真を投稿することはもちろん、お客様の情報を口外しない、外部に漏らさないように伝えることが重要です。「芸能人が来た」や、「いくら払った」「誰と来た」「何を食べた」「何を買った」などと具体的にこういうことは漏らしてはいけない、と指導することで理解させましょう。

バイトテロの事例

ここで過去にあった事例をいくつか紹介します。

  • そば屋でアルバイトが食器洗浄機に両足を突っ込んだ写真を投稿
  • ピザ屋のアルバイトがピザの箱と一緒にネズミ捕りにかかった写真を投稿
  • コンビニ店員が客を盗撮し、写真を投稿
  • ゲームセンターの店員がゲーム機を破壊し、写真を投稿
  • 牛丼屋のアルバイトの女子高生が自らのわいせつ画像を店内で撮影
  • ステーキハウスの店員が冷蔵庫に入って遊ぶ写真を投稿
  • コンビニ店員がアイスの冷蔵ケース内に入って遊ぶ写真を投稿

悪ふざけの延長でネットに投稿するのだと思いますが、損害賠償にまで発展するケースも少なくなく、双方にとって大きなマイナスにしかならないため、アルバイトを雇う側も徹底した意識づくりと、指導は重要です。

 


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